鬼平犯科帳 17 決定版 特別長篇鬼火 文春文庫 い4-117
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鬼平犯科帳 17 決定版 特別長篇鬼火 文春文庫 い4-117
文藝春秋
池波/正太郎∥著
「丹波守様が亡くなられたぞ。知っているか?」…。従兄の話に興味をそそられた平蔵は、駒込の「権兵衛酒屋」へ立ち寄った。ほどなく、この店の女房が斬られ、亭主は姿を消す。平蔵暗殺から大身旗本の醜聞へと、謎が謎を呼ぶ長編「鬼火」を収録。
「丹波守様が亡くなられたぞ。知っているか?」…従兄の話に興味をそそられた平蔵は、駒込の「権兵衛酒屋」に立ち寄った。酒と一品のみの肴がうまいと評判だが、平蔵はそこに曲者の気配を感じる。ほどなく、この店の女房が斬られ、亭主は姿を消す。これを発端に、平蔵暗殺から大身旗本の醜聞へと、謎が謎を呼ぶ長篇「鬼火」登場!
池波 正太郎(イケナミ ショウタロウ)大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。作品多数。平成2(1990)年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784167909116